雪の京都京都の美術館「えき」でフランス近代絵画展が催されているので、一月前から先輩と見に行く約束をしていました。そして、その後上加茂神社と下鴨神社へ行く予定。 フランス絵画の開催日は11月11日から12月26日まで。 約束の日にちは今日。 ところが昨日見たら明日の天気は雪の予定。 どうしよう、京都は寒いだろーな。 朝起きて外を見たら雪こそ降ってはいないものの、ものすごく寒そう。 思い切って京都へ行くことにした。 電車が大阪市内へ近づくと雪が降ってきた。 うっ、やっぱり天気予報通りじゃないですか。 この調子だと京都はもっとすごいだろうなと思いつつ淀屋橋で京阪に乗り換えた。 京都に着くと予想以上の大雪。 とりあえず、まずは美術館「えき」(京都駅ビル内伊勢丹7階) ルノアール、ピカソ、ドガ、セザンヌ、ゴーギャン等、さすがにすごい。 ゆっくり時間をかけて、見てまわった。 さて、美術館を出て外はどうかと見渡せば、さっき以上のものすごい雪。 やっぱり…。 昼食は河原町へ出て、「田ごと」で食べた。 ご存知の方も多いかもしれないけれど、京都らしい造りのお店で、お料理ももちろんおいしい京料理。 さて、この後の予定はと。 外を見ればやっぱり大雪がふぶいている。 今日に限ってこんなゆきとは…。 しかし、ここまで来て後へは引けない。 悩んだ挙句、ついに予定決行。 バスで上加茂神社へ向かった。 雪の京都はまたこれも結構いいじゃないなんて言いながら。 着きました、上加茂神社。 雪の上加茂神社、意外にいいじゃないですか。 こんなに素敵な風景は一生のうちでももしかしたら今しか見られないのではと思うくらいの素晴らしさ。 神社の中の立て砂も立て雪のようになっている。(笑) あまりの雪に、神社の中は雪かきをして下さっていて歩きやすい。 巫女さんも寒そうに走っている。 上加茂神社は私が思っていたよりもかなり素敵な神社だ。 しかもこんな雪の日に来ることが出来て本当によかった。 次はバスに乗り下鴨神社へ向かう。 舞殿では葵祭に勅使が祭文を奏上する建物で、そのあと、華麗な東遊が舞われるのでこの名があるとのこと。 その舞殿の直ぐ横を抜けると、小さな川があり可愛い太鼓橋が架かっている。 その奥に御手洗社と御手洗池があった。 葵神社の時にここで洗い清めるとか。 下鴨神社の直ぐ隣に賀茂川と高野川に囲まれた三角地帯にある「糺ノ森」と呼ばれる深い森に覆われた長い参道がある。 森の中も雪景色。 まだ残っている紅葉にも雪が積もり、なんて美しいのだろう。 糺ノ森を抜け、鴨川沿いに歩いて京阪の出町柳へ向かった。 あ~、今日は雪がすごくて京都へ行こうかどうしようか迷っていたのがうそのよう。 本当に京都へ来てよかった。 こんなに綺麗な京都を見ることが出来て本当によかった。 なんて素敵な一日だったのでしょうか。 素晴らしい絵画を見ておいしい京料理を食べて、その上、雪の上加茂神社と下鴨神社を訪れることが出来た。 今年もいい年だった。 来年も頑張れそう。 京都で元気をいっぱいもらうことが出来た。 京都が益々大好きになった一日でした。 ジャンル別一覧
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